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新実存主義(岩波新書 新赤版 1822)

マルクス・ガブリエル  著

廣瀬 覚  翻訳
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価格 \968(税込)         

発行年月 2020年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 2p,210p,5p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784004318224
商品コード 1031301570
NDC分類 114.5
基本件名 実存主義
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年03月1週
書評掲載誌 読売新聞 2020/03/22、朝日新聞 2020/04/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031301570

著者紹介

マルクス・ガブリエル(著者):マルクス・ガブリエル Markus Gabriel
1980年生まれ.ボン大学教授.著書に『なぜ世界は存在しないのか』『「私」は脳ではない――21世紀のための精神の哲学』(ともに講談社選書メチエ),Der Sinn des Denkens (Ullstein),『神話・狂気・哄笑――ドイツ観念論における主体性』(スラヴォイ・ジジェクとの共著,堀之内出版)など.
廣瀬 覚(翻訳):廣瀬 覚(ひろせ・さとる)
仙台市医師会看護専門学校非常勤講師.訳書に『哲学のプラグマティズム的転回』『論理学超入門』(いずれも共訳,岩波書店)など.

内容

心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか――。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義と心の哲学をつなげ、21世紀のための新たな存在テーゼを提示する。


■内容紹介(第5章より抜粋)
1 人間は本質なき存在であるという主張
2 人間とは、自己理解に照らしてみずからのあり方を変えることで、自己を決定するものであるという思想

哲学的思考における来たるべきポスト自然主義の時代――その時代の選択肢のひとつとして、新実存主義を育んでいこうという本書の私の論考は、こうした実存主義のスローガンが心の哲学にとって何をもたらすかを明らかにすることに狙いがあった。心の哲学の中心問題を立て直そうという目論見だ。哲学者のあいだにいまもはびこる自然主義的世界観の行き詰まりや病を思えば、それは緊急の課題と言わなければならない。

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