ミヤマ物語<第1部> 二つの世界 二人の少年(角川文庫 あ42-15)
あさの あつこ
著
発行年月 |
2016年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
223p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784041041963 |
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商品コード |
1020588404 |
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NDC分類 |
913.6 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020588404 |
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著者紹介
あさの あつこ(著者):岡山県生まれ。大学在学中より児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で作家デビュー。
『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞受賞。「NO.6」シリーズ、「燦」シリーズ、『グラウンドの空』、『敗者たちの季節』『もりもり森のネコロッケ』他、その著作は絵本から時代小説まで幅広いジャンルに亘っている。
内容
階層が厳しく分けられたウンヌに暮らす少年ハギは、母親のトモと二人暮らし。彼らは最下層である「クサジ」だった。その村を統治するのは、「ミドさま」と呼ばれる存在で、その姿を見ることは決して許されなかった。ウンヌで恐れられる存在がもう一つあった。それは「マノモノ」と呼ばれるもの。その名を声に出すと口が腐り落ちると言われた。ある日、トモに死罪が言い渡される。トモはミドさまのための水を絶壁の泉から汲みあげる水汲み女だったが、そこで粗相があったというのだ。――別次元の世界、現代に生きる小学校6年の透流(とおる)はマスコミで活躍する母親のことで学校でいじめにあい、家の中でもまた孤立していた。絶望的な気持ちのまま家を出て大きなクスノキに登ってみた透流は、そこで不思議な声を聞く。「ウンヌへいけ!」生まれも育ちも、世界も違う二人の少年が出会う、運命の第一部!