著者紹介
彩瀬 まる(著者):1986年生まれ。2010年「花に眩む」で第9回「女による女のためのR-18文学賞読者賞」を受賞しデビュー。著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『骨を彩る』『神様のケーキを頬ばるまで』『桜の下で待っている』『朝が来るまでそばにいる』『森があふれる』等がある。自身が一人旅の途中で被災した東日本大震災時の混乱を描いたノンフィクション『暗い夜、星を数えて‐3・11被災鉄道からの脱出‐』を2012年に刊行。人を鋭く見つめながらも、繊細で美しい筆致で人気を博し、今最も注目されている作家のひとり。