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燃えるスカートの少女(角川文庫) 

エイミー・ベンダー  著

管 啓次郎  翻訳
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価格 \660(税込)         

発行年月 2007年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 271p
大きさ 15
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784042968016
商品コード 0107120381
NDC分類 933.7
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0107120381

著者紹介

エイミー・ベンダー(著者):1969年生まれ。カリフォルニア大学アーヴァイン校創作科出身。最初の短篇集となる本書で書評家から絶賛を浴び、鮮烈なデビューを果たす。2000年に初長篇『私自身の見えない徴』を発表。LAタイムズ紙の注目の一冊に選ばれ、後に映画化される。05年に短篇第二弾『わがままなやつら』を刊行、10年には長篇第二作『レモンケーキの独特なさびしさ』で全米ベストセラー入り。13年には短篇第三弾『The Color Master』を刊行。南カリフォルニア大学で教えながら執筆を続け、独特な世界観でファンを魅了し続けている。
管 啓次郎(翻訳):1958年生まれ。比較文学者、詩人。明治大学大学院理工学研究科ディジタルコンテンツ系教授。エイミー・ベンダー作品の翻訳の他、サン=テグジュペリ『星の王子さま』、アジェンデ『パウラ、水泡なすもろき命』、コンデ『生命の樹』など訳書多数。著書に『オムニフォン』、『本は読めないものだから心配するな』、『斜線の旅』(読売文学賞受賞)、『Agend'Ars』(詩集)などがある。

内容

人間から逆進化してゆく恋人、戦争で唇を失いキスができない夫、父親が死んだ日に客たちとセックスする図書館員、火の手と氷の手をもつふたりの少女……想像と言葉の魔法を駆使して紡がれる、かつてない物語。不可解なのに現実的、暗くて明るく、哀しくて愛おしい。アンビバレントなものたちから放たれる、奇跡的な煌めきの中に、私たちはいつしか呑み込まれ、圧倒され、胸をつかまれる――。
その独特な世界観でファンを魅了し続けるエイミー・ベンダーの、デビュー作にしてゆるぎない傑作短編集。文庫版特別付録として掌編「夜」を日英対訳で掲載!
解説:堀江敏幸

【目次】
思い出す人
私の名前を呼んで
溝への忘れもの
ボウル
マジパン
どうかおしずかに
皮なし
フーガ
酔っ払いのミミ
この娘をやっちゃえ
癒す人
無くした人
遺 産
ポーランド語で夢見る
指 輪
燃えるスカートの少女

 訳者あとがき
 解説 堀江敏幸「さびしいと思っていた世界に抱きしめられること」
 特別付録 Night 「夜」(対訳)

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