丸善のおすすめ度
大学の先生と学ぶはじめての公共
渡部 竜也
著
発行年月 |
2024年09月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
367p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
---|
|
|
ISBN |
9784046069498 |
---|
|
商品コード |
1039070019 |
---|
NDC分類 |
307 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年10月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039070019 |
---|
著者紹介
渡部 竜也(著者):1976年 広島県生まれ
2005年 東京学芸大学教育学部講師 現在は同大准教授
最終学歴 広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。
著書
『教室で論争問題を立憲主義的に議論しよう―ハーバード法理学アプローチ』(東信堂、2024年)
『社会科授業づくりの理論と方法―本質的な問いを生かした科学的探求学習』(明治図書、2020年)
『主権者教育論―学校カリキュラム・学力・教師』(春風社、2019年)
『Doing History―歴史で私たちは何ができるか』(清水書院、2019年)
内容
「公共」は2022年4月から実施されている新教育課程において、「現代社会」に代わって設置された新科目です。おそらく多くの方が「どんな科目だか具体的にイメージできない」「『現代社会』と何が違うの?」「なんでこんな科目が今登場したの?」と思い悩んでいることでしょう。
そこで! 当代きっての社会科教育学者に、この科目について解説してもらうことにしました。本書は、「公共」の魅力を感じてもらうと同時に、「公共」について根源的に問い直し、そのあり方を議論していこうという、ちょっと欲張りなことをねらいにしています。
「公共」という未知の世界へようこそ!
【内容】
序章 公共で育成がめざされる資質・能力&見方・考え方
<第1部 公共の扉>
第1章 今なぜ「公共」が必要なのだろうか?
第2章 建設的な話し合いのできる「公共的な空間」づくり
第3章 社会的な諸課題・諸問題を合理的に考察・議論するために
第4章 アイデンティティの形成と「公共的な空間」
<第2部 法・政治的課題を考える>
第5章 日本国憲法について知ろう
第6章 社会問題の解決手段としての司法と議会
第7章 正義の実現にむけて
第8章 司法への市民参加を考える
第9章 社会生活における民法の存在意義
第10章 私たちは選挙で何を問われているのだろうか?
第11章 なぜ差別はなくならないのだろうか?
第12章 生命倫理問題を議論してみよう
第13章 日本の安全保障をどう考えるか
第14章 異議申し立ての大切さを知ろう
<第3部 経済・社会的課題を考える>
第15章 消費者主権と高福祉・高負担社会
第16章 格差社会と人口減少社会
第17章 地方再生に向けて私たちのできることは何か
第18章 学校への発信、生徒からの発信