国崎信江（著者）：危機管理アドバイザー／危機管理教育研究所代表。阪神淡路大震災を機に防災対策の研究を始める。防犯・事故防止対策にも幅を広げ、特に子どもの命を守るための危機管理に力を注ぎ、被災地での支援活動、講演・メディアを通しての情報発信をしている。内閣府、気象庁、文部科学省などの防災関連の委員、神奈川県などの防災アドバイザーを歴任。著書に『保育者のための防災ハンドブック』（ひかりのくに）、共著書に『クイズでわかる生き残り大作戦！防災のサバイバル』（朝日新聞出版）など。

【１冊で、園の防災の「きほん」⇒「備え」⇒「地震などの被災時の行動」に加えて、「日々の保育時の安全対策」も網羅！】
防災防犯のきほんの「き」はもちろん、さまざまな災害対策や不審者対策で「備え」をみっちり習得！
その上で、大地震発生時などの「いざ」というときの動きを、丁寧に解説。
「いざ」の内容は、救命救助、子どもや職員のメンタルケア、園が避難所になったときの対応など、園で想定されるリアルな場面に対応。
さらに、散歩、プール、お泊まり保育、式典や作品展など、日々の園生活の具体的な場面に合わせた安全対策も、きめ細やかに紹介。
そして、2023年春から保育園でも義務化された「安全計画」の書き方についても網羅。スキのない計画を立てたいなら、必見！
全ページに分かりやすいイラストがたっぷりで、防災グッズ等のリストや、地震発生時の初動マニュアルなど、一部データを二次元コードからダウンロードできる。

【目次】
第１章　まずは地ならし！　園の防災きほんのき
　　　　園の災害リスク／安全計画を立てよう／安全な環境づくり【園庭編】【園舎編】／行政機関との連携／防災グッズを備える
第２章　守りを固める！　災害・感染症・不審者・事故対策
　　　　大雨・雷対策／雪害対策／火災対策／津波対策／噴火対策／感染症対策／不審者対策／交通事故対策／メディア対応と情報公開
第３章　地震に負けない！　被災・被害時の対応
　　　　初動対応／救助活動／応急手当／施設に被害が出たら／通信・情報収集手段を備える／園が避難所になったら／
　　　　子どもと保護者の心のケア／職員の心のケア／休園になったら／支援が必要なとき
第４章　ベストをつくす！　保育時の安全対策
　　　　入園式／散歩／遠足／水あそび・プールあそび／海あそび・川あそび／お泊まり保育／作品展・生活発表会／
　　　　引き渡し訓練／入園前説明会・保護者会