山の神~易・五行と日本の原始蛇信仰~(講談社学術文庫)
吉野 裕子
著
発行年月 |
2008年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
256p |
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大きさ |
15 |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784061598874 |
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商品コード |
0108067494 |
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NDC分類 |
387 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0108067494 |
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内容
蛇と猪。なぜ山の神はふたつの異なる神格を持つのか? 日本古来の社の祭神の起源は、祖霊としての蛇神であった。6~7世紀、中国から将来された易・五行による新たな神々が、原始蛇信仰の神々と混淆し、山の神は複雑な相貌をもつようになる。神島の「ゲーターサイ」、熊野・八木山の「笑い祭り」、御田神社の「烏喰神事」などの祭りや習俗を渉猟し、山の神にこめられた意味を読み解く。(講談社学術文庫)
蛇と猪。なぜ山の神は二つの神格を持つのか。蛇はたんに「水の神」ではない。山=蛇は死と再生を司り、荒神、宇賀神ともなる。易・五行において山の神は、陰の極として亥となり、あらゆる生命の初発を担う。