著者紹介
笙野 頼子(著者):しょうの・よりこ 1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒。81年「極楽」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年『タイムスリップ・コンビナート』で芥川龍之介賞、2001年に『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー賞、05年『金比羅』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。他の著書に『増殖商店街』『母の発達』『だいにっほん、おんたこめいわく史』『海底八幡宮』『笙野頼子三冠小説集』『猫ダンジョン荒神』など多数。2011年より立教大学大学院文学研究科(比較文明学)特任教授。