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「幸福な日本」の経済学(講談社選書メチエ 663)
石見 徹
著
発行年月 |
2017年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
220p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
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ISBN |
9784062586665 |
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商品コード |
1025580937 |
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NDC分類 |
332.107 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年12月4週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2018/01/14 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025580937 |
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著者紹介
石見 徹(著者):1948年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。1977年、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1986年、経済学博士(東京大学)。専門は国際経済論、金融論、経済発展論。東京大学名誉教授。
主な著書に『ドイツ恐慌史』(有斐閣)、『世界経済史』(東洋経済新報社)、『全地球化するマネー』(講談社選書メチエ)、『開発と環境の経済学』(東京大学出版会)、『グローバル資本主義を考える』(ミネルヴァ書房)、『地球温暖化問題は解決できるか』(岩波書店)などがある。
内容
非正規雇用者増加、未婚率上昇、格差拡大などの現象が顕著となり、「人並み」の生活を送るのが難しい「貧困」が広がっている。日本は何故ここまで行き詰まったのか。一方にある生活満足度が下がっていないという奇妙な現実。新自由主義の失敗を乗り越え、経済・財政・社会状況を打開する道はあるのか。目指すべきwelfare(福祉)とwell-being(幸福)達成への方策を考察する。
「失われた二○年」は、やがて三○年になろうとしている。その間、非正規雇用者増加、未婚率上昇、格差拡大などの現象が顕著となり、「人並み」の生活を送るのが難しい「貧困」が広がっている。
一方で、若者たちの「幸福感」はこの二○年以上高止まりしているという、意識調査に表れる奇妙な結果。
日本は何故ここまで行き詰まったのか。「幸福感」とのズレの理由は何か。そして経済・財政・社会状況を打開する道はあるのか。
目指すべきwelfare(福祉)とwell-being(幸福)達成への方策を考察する。