著者紹介
ヨハンナ・シュピリ(著者):1827年、スイス・チューリッヒ近郊の農村ヒルツェルに生まれる。44歳のとき、匿名で処女短編集を出版、以後作家活動に入る。なかでも「アルプスの少女ハイジ」の名で有名な「ハイジ」は、児童文学の古典として、世界中で愛されている。
マーヤ・デュシコーヴァ(著者):スロバキア南部のピエシュチャニに生まれる。日本で翻訳された絵本に、『しずかなよる クリスマスのうた』(詩/ヨーゼフ・モーア 文/やまもとふみこ 女子パウロ会)、『クリスマスのぎんのすず』(文/ロルフ・クレンツァー 訳/佐々木田鶴子 ペンタン)がある。現在はイタリアのフィレンツェに在住。
平野 卿子(翻訳):1945年、横浜に生まれる。翻訳家。お茶の水女子大学卒業後、ドイツのテュービンゲン大学に留学。『光の子がおりてきた』(金の星社)、『おはなしのくすり箱』(PHP研究所)、『思いがけない贈り物』『耳をすませば』(講談社)など、訳書多数。『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生』(河出書房新社)で、2006年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞を受賞。