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絆の構造~依存と自立の心理学~(講談社現代新書 2224)

高橋 惠子  著

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価格 \814(税込)         

発行年月 2013年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 215p,6p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/社会心理
ISBN 9784062882248
商品コード 1013774059
NDC分類 361.4
基本件名 人間関係
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2013年10月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2013/11/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1013774059

著者紹介

高橋 惠子(著者):聖心女子大学名誉教授。1968八年東京大学大学院博士課程修了、1972年博士号(教育学博士)を取得。一貫して人間関係の生涯発達を乳児から高齢者までを対象に理論的、実証的に検討し縦断研究を行ってきた。主な著書に『生涯発達の心理学』(岩波新書)、『日本の男性の心理学ーもう一つのジェンダー問題』『人間関係の心理学ー愛情のネットワークの生涯発達』(ともに東京大学出版会)などがある。

内容

変質する「標準家族」、変貌する「結婚制度」。揺らぐ「男性稼ぎ主型」社会の中で、専業主婦は少数派となり、単独世帯も増加を続ける。日本の家族と社会の関係は大きく変化をしているようだ。人生九〇年時代を迎えた日本の「人間関係」の現在を、「絆」というキーワードを軸に生涯発達心理学から読み解く。個人が自分らしいネットワークを築き新たなつながりをつくる一歩を踏み出すための好著。(講談社現代新書)


変質する「標準家族」、変貌する「結婚制度」。
揺らぐ「男性稼ぎ主型」社会の中で、専業主婦は少数派となり、単独世帯も増加を続ける。日本の家族と社会の関係は大きく変化をしているようだ。
人生九〇年時代を迎えた日本の「人間関係」の現在を、「絆」というキーワードを軸に生涯発達心理学から読み解く。
「絆」は、東日本大震災以降、日本中で再注目されている。特に家族の「絆」、地域の「助け合いの絆」を、政府をはじめ、メディアも人々に訴えている。
しかし、我々日本人は、血縁、家族縁、地縁、社縁などに縛られすぎていないだろうか。他人とうまくコミュニケーションをとれることを高く評価し、他人との会話がないことを問題視するような、対人行動についての社会通念に翻弄されすぎていないだろうか。
この伝統的な縛りを解き、通念をひとまず無視し、無理に人とつながることを一端止めてはどうだろう。自分が生きる上で大切な人々を選択し、納得できるやり方でつきあえるように、人生を見直す時期にきているのではないだろうか。
本書では現在の日本の家族関係、仲間・友人・恋人との関係など、「人間関係」の構成や愛情のネットワークをわかりやすく解説し、これからの人と人がつながる仕組みを考察する。
その上で、個人が自分らしい人間関係のネットワークを築く必要性を説く。
新たなつながりをつくる一歩を踏み出すための一冊。

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