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老残/死に近く~川崎長太郎老境小説集~(講談社文芸文庫 かN4)

川崎 長太郎  著

 品切
       
価格 \1,540(税込)         

発行年月 2013年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 317p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784062902168
商品コード 1014042787
NDC分類 913.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2014年01月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2014/01/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1014042787

著者紹介

川崎 長太郎(著者):1901年~1985年。小田原の魚商の家に生まれ、小田原海岸の物置小屋に暮らしながら、娼婦街「抹香町」の女たちを描いた“ 抹香町もの”を発表。作品に「無題」「路傍」「朽花」「抹香町」「売笑婦」「伊豆の街道」「鳳仙花」「もぐら随筆」など。なお、70年代には、川崎を信奉するつげ義春を経由して、”川崎長太郎ブーム”が若者の間に到来。物置小屋に住み、最底辺の生活を書いていたこの作家は、日本のヒッピーの先祖ともみられた。ブームの余波として1980年には、河出書房新社から『川崎長太郎自選全集』も刊行された。

内容

60歳を過ぎての結婚から、83歳の死まで、自らの「老い」と「病」を見つめた、晩年20年にわたる珠玉の短篇をの集成。30歳年下の女性との結婚に至る葛藤と顛末を描いた「彼」「老残」。その後の結婚生活の波乱を記す「老坂」。病と向き合う「海浜病院にて」「七十歳」。死を身近に感じる「夕映え」、そして絶筆「死に近く」――最期まで文学への情念の炎を燃やし続けた「私小説家」川崎長太郎の神髄に迫る。

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