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幼年その他(講談社文芸文庫 ふC8)
福永 武彦
著
発行年月 |
2014年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
282p |
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大きさ |
16cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784062902199 |
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商品コード |
1014603251 |
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NDC分類 |
913.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2014年02月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1014603251 |
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著者紹介
福永 武彦(著者):福永武彦(1918.3.19~1979.8.13)小説家、詩人、仏文学者。福岡県生まれ。東京帝国大学文学部仏文学科卒業。1945年、帯広に疎開。47年、加藤周一、中村真一郎と「1946文学的な考察」刊行。その後、戦後作家としての地位を築いた。主な著作に「ボオドレエルの世界」、「風土」、「草の花」、「冥府」、「廃市」、「海市」、「ゴーギャンの世界」(毎日出版文化賞)、「死の島」(日本文学大賞)など。
内容
「幼年」は、堀辰雄の『幼年時代』の影響の下に描かれ、福永武彦の「幼くして失った母」という原風景である。そして「母」は、はかなく淡い観念として、この作家に、美しくも深く悲しい旋律を奏でる。意識と無意識、現実と夢の境を行きつ戻りつ、ロマネスクな二重奏組曲。福永文学の輝ける魅力をたたえた、詩情豊かな10編の作品集。