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ザボンの花(講談社文芸文庫 しA11)

庄野 潤三  著

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価格 \1,870(税込)         

発行年月 2014年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 329p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784062902281
商品コード 1015347696
NDC分類 913.6
本の性格 学生用
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015347696

著者紹介

庄野 潤三(著者):庄野潤三(しょうの・じゅんぞう 1921.2.9~2009.9.21) 小説家。大阪生まれ。大阪外国語学校在学中にチャールズ・ラムを愛読。九州帝国大学卒。1946年、島尾敏雄、三島由紀夫らと同人誌を発行。教員、会社員を経て小説家に。55年「プールサイド小景」で芥川賞受賞。57年から1年間、米国オハイオ州ガンビアの毛に音大学で客員として過ごす。60年、『静物』で新潮社文学賞、66年『夕べの雲』で読売文学賞、71年『絵合せ』で野間文芸賞を受賞。芸術院会員。80年ロンドン訪問。80代に入った2000年以降も毎年刊行された一家の年代記的作品は、世代を超えた多数の愛読者をもつ。『庄野潤三全集』(全10巻)ほか著書多数。

内容

家庭や生活のいとおしさ。生活を愛し慈しみ、多くの人の心をつかんだ庄野文学の「家庭小説」の始まりであり、のちに名作『夕べの雲』に発展していく魅力の長篇小説ーー『ザボンの花』から庄野潤三独特の家庭小説が始まる。これは、著者にとって最初の長篇小説であり、麦畑の中の矢牧家は、彼がまさに創りつつある、新しい家庭であり、生活を愛し育んでいく本質と主張を、完成度の高い文学作品にしあげている。一生のうち、書くべき一番いい時に書かれ、やがて『静物』『夕べの雲』へ続く作品群の起点でもある。

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