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お供え(講談社文芸文庫 よM1)

吉田 知子  著

 品切
       
価格 \1,485(税込)         

発行年月 2015年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 237p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784062902670
商品コード 1017409891
NDC分類 913.6
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017409891

著者紹介

吉田 知子(著者):吉田知子(1934.26~) 小説家。静岡県生まれ。職業軍人の父の転勤で、満州で幼少期を過ごす。名古屋市立女子短期大学経済学部在学中から「文芸首都」に投稿。卒業後、教師の夫と共に反リアリズムの同人誌「ゴム」を創刊。70年、「無明長夜」で芥川賞受賞。85年、『満州は知らない』で女流文学賞、92年、「お供え」で川端康成文学賞、98年、『箱の夫』で泉鏡花文学賞、2000年、中日文化賞を受賞。他の著書に『生きものたち』『天地玄黄』『鴻』『千年往来』など。

内容

毎朝、何者かに家の前の「カド」にお供えを置かれ、身に覚えのないまま神様に祀り上げられていく平凡な未亡人。山菜摘みで迷い込んだ死者たちの宴から帰れない女。平穏な日常生活が、ある一線を境にこの世ならぬ異界と交錯し、社会の規範も自我の輪郭さえも溶融した、人間存在の奥底に潜む極限の姿が浮かび上がる七作品。川端康成文学賞受賞。


毎朝、何者かに家の前の「カド」にお供えを置かれ、身に覚えのないまま神様に祀り上げられていく平凡な未亡人。
山菜摘みで迷い込んだ死者たちの宴から帰れない女。
平穏な日常生活が、ある一線を境にこの世ならぬ異界と交錯し、社会の規範も自我の輪郭さえも溶融した、人間存在の奥底に潜む極限の姿が浮かび上がる七作品。
川端康成文学賞受賞。

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