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武士道(講談社学術文庫) 

相良 亨  著

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価格 \902(税込)         

発行年月 2010年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 218p
大きさ 15
ジャンル 和書/人文科学/宗教
ISBN 9784062920124
商品コード 0110075687
NDC分類 156
基本件名 武士道
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2010年10月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110075687

内容

“彼は「侍(さむらい)」である”という表現が今日でもしばしば使われる。では、侍とはいかなる精神構造・姿勢を指すのか――この問いから本書は書き起こされる。主従とは、死とは、名と恥とは……。『葉隠』『甲陽軍鑑』『武道初心集』『山鹿語類』など、武士道にかかわるテキストを広く渉猟し、読み解き、日本人の死生観を明らかにした、日本思想史研究の名作。(講談社学術文庫)


死を覚悟し、名を重んじ、我に勝つ
苛烈な武士の精神に日本人の思想のバックボーンを
見通した名著!

“彼は「侍(さむらい)」である”という表現が今日でもしばしば使われる。では、侍とはいかなる精神構造・姿勢を指すのか――この問いから本書は書き起こされる。主従とは、死とは、名と恥とは……。『葉隠』『甲陽軍鑑』『武道初心集』『山鹿語類』など、武士道にかかわるテキストを広く渉猟し、読み解き、日本人の死生観を明らかにした、日本思想史研究の名作。

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」(『葉隠』)
人間というものは、何らかの絶対永遠なるものがなければ、生きて行けない。まして、死の覚悟などをきめることは出来ない。武士一般には来世が存在しなかったから、彼らが何を究極的なよりどころとしていたかが考えられなければなるまい。私はそれを、地上のものでありつつ地上をこえた人倫、名のはこばれる場としての武士社会の無窮性が、『葉隠』武士道を支える究極のものであったと思う。――<本書より>

※本書の原本は、1968年、塙書房より刊行されました。

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