ことばの重み~鷗外の謎を解く漢語~(講談社学術文庫 2035)
小島 憲之 著
目次
第1 「赤野」-『航西日記』にみる鴎外の"剽窃" 第2 「望断」-それは誤読の発見に始まった 第3 「繁華」-青森の花柳の巷はいつ焼けたか 第4 「青一髪」-東の詩人頼山陽と西のワーグナー楽劇 第5 「易北」-『独逸日記』、魂飛ぶ先の女性たち 第6 「妃嬪」-ベルリン七首と碧灯車上の客 第7 「涙門」-舞姫エリス、『還東日乗』の虚実像 第8 「葫蘆」-わたしを悩ませた『小倉日記』の語群 第9 「舂く」-『うた日記』のあや 万葉語と漢詩語 第10 「暗愁」-大正天皇詩集とハルピン駅頭の伊藤博文 第11 「今夕」-ことばは揺れる 失われた明治の詩嚢
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