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フィロソフィア・ヤポニカ(講談社学術文庫 2074)

中沢 新一  著

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発行年月 2011年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 381p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学
ISBN 9784062920742
商品コード 1004107402
NDC分類 121.6
個人件名 田辺/元
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2011年11月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1004107402

内容

一九二〇年代以降、田邊元と西田幾多郎は日本的・独創的哲学=「京都学派」を創造する。田邊哲学=愛の哲学と西田哲学=欲望の哲学との対決から誕生した「種の論理」。その最重要の達成は、二十世紀後半から展開する現代思想、構造主義、ポスト構造主義、「野生の思考」、認知科学を先取りしていた。豊饒なる田邊哲学の全貌に迫る。(解説・鷲田清一)私がまず驚いたのは、田邊元の数学思想の斬新さだった。(略)そしてつぎに


京都学派の巨人=田邊元、ここに甦る!
「種の論理」「友愛の哲学」とはなにか?
対称性人類学が田邊哲学の現代性を明らかにする!

一九二〇年代以降、田邊元と西田幾多郎は日本的・独創的哲学=「京都学派」を創造する。田邊哲学=愛の哲学と西田哲学=欲望の哲学との対決から誕生した「種の論理」。その最重要の達成は、二十世紀後半から展開する現代思想、構造主義、ポスト構造主義、「野生の思考」、認知科学を先取りしていた。豊饒なる田邊哲学の全貌に迫る。(解説・鷲田清一)

私がまず驚いたのは、田邊元の数学思想の斬新さだった。(略)そしてつぎには、絶対的な媒介性と転換性をめぐる田邊元の思考の現代性に感心した。(略)さらに、彼の思想のもっとも重要な達成である「種の論理」の中に、正真正銘の構造主義と良識あるポスト構造主義を同時に見いだしたときには、私の喜びは頂点に達した。 ――<「プロローグ」より抜粋>

※本書の原本は、集英社より2001年に刊行されました。

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