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日本美術全史~世界から見た名作の系譜~(講談社学術文庫 2107)

田中 英道  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2012年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 579p 図版16p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784062921077
商品コード 1009315444
NDC分類 702.1
基本件名 日本美術-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2012年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1009315444

著者紹介

田中 英道(著者):(たなか・ひでみち)
1942年生まれ。東京大学文学部卒業。ストラスブール大学で博士号取得。現在、東北大学名誉教授。2006年酒田市より阿部次郎文化賞を受賞。
主著に、『ラ・トゥール 夜の画家の作品世界』『イタリア美術史 東洋から見た西洋美術の中心』 『ミケランジェロの世界像 システィナ礼拝堂天井画の研究』『日本美術傑作の見方・感じ方』『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界像』『「やまとごころ」とは何か 日本文化の深層』などがある。

内容

20世紀後半以降、日本の美術作品が海外でも紹介されるようになりましたが、その興味はあいかわらず異国趣味によるものであり、特殊なものとして扱われる傾向があります。一般人でも理解できるような「芸術作品」として「普遍的」な価値観をきちんと提出できるならば、批評の対象としての「日本美術」が「世界美術史」の中で正当な位置を占めることができるはずと筆者は考え、あらためて日本美術史を編み直すことに挑戦します。
普遍的な価値とはなんでしょうか? 理想主義、人間主義、そして「気韻生動」(「リズミックな生動感または生動の中のリズム」ローレンス・ピンヨン『極東の絵画』)が、普遍性につながる特徴といえると考えます。また、写実性や真実性もその特徴になりうるでしょう。
上記のような普遍的な価値をもとに、縄文から現代にいたる日本美術の作品を縦横に論じ、新たに編み直していきます。取り上げられた作品数も500点以上。もうひとつの日本美術史がここにあります。

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