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現象学(講談社学術文庫 2153)
新田 義弘
著
発行年月 |
2013年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
343p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/ドイツ・オーストリア哲学 |
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ISBN |
9784062921534 |
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商品コード |
1012111072 |
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NDC分類 |
134.9 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2013年02月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1012111072 |
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著者紹介
新田 義弘(著者):1929年、石川県まれ。東北大学文学部哲学科卒業。哲学者。専攻は現象学、解釈学。東洋大学で助教授、教授職を務め、現在、東洋大学名誉教授。著書に『現象学とは何か』『哲学の歴史』『現象学と近代哲学』『現象学と解釈学』『現代の問いとしての西田哲学』『世界と生命』『思惟の道としての現象学』、共編著に『他者の現象学(1・2)』 『フッサールを学ぶ人のために』『自己意識の現象学』、 翻訳にミューラー『ハイデッガーと西洋の形而上学』ヴァルデンフェルス『現象学とマルクス主義』ヴァンデンフェルス『行動の空間 』ヘルト『生き生きした現在』などがある。
内容
二十世紀初頭、フッサールによって創唱された現象学。経験のなかに知識の原理として機能する原型を探るこの学問は、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティらに多大な影響を与え、思想・哲学の大きな潮流となる。フッサールの哲学を原テクストに則して問い直し、現象学の基本的事象とその本質を解明する、斯界の泰斗の精緻な思索が結晶した珠玉の書。
フッサール、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ、ガダマー、レヴィナス――
20世紀の哲学はこの潮流のなかにあった
事象そのものへ!
二十世紀初頭、フッサールによって創唱された現象学。経験のなかに知識の原理として機能する原型を探るこの学問は、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティらに多大な影響を与え、思想・哲学の大きな潮流となる。フッサールの哲学を原テクストに則して問い直し、現象学の基本的事象とその本質を解明する、斯界の泰斗の精緻な思索が結晶した珠玉の書。
現象学は事象そのものの絶えざる自己所与性への道である。そのことは、現象学が一つの真理教説ではなく、真理への問いの絶えざる自己修正の運動であることを意味している。……理性の自己所与性への道は、知の自己解放の道である。……知とは「明るみ」と「暗がり」との「交替運動(Wechsel-Spiel)」であり、現象学的思惟とはこの運動の内側からそれを構造化し透明化してゆく思惟であり、まさにこの運動そのものの次元を次第に深めてゆくことにほかならないのである。――<本書「結語」より>
※本書の原本は、1978年2月、岩波書店より刊行されました。