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往生要集を読む(講談社学術文庫 2197)
中村 元
著
発行年月 |
2013年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
285p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/宗教/仏教 |
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ISBN |
9784062921978 |
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商品コード |
1013894494 |
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NDC分類 |
188.61 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2013年11月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2013/12/08 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1013894494 |
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著者紹介
中村 元(著者):1912年、島根県松江市生まれ。東京帝国大学印度哲学梵文学科卒業。東京大学教授を経て東京大学名誉教授。東方学院長。専攻はインド哲学・仏教学。文化勲章受章。著書に『龍樹』『古代インド』『慈悲』『仏典のことば』『原始仏典』『釈尊の生涯』、訳書に『ブッダのことば スッタニパータ』『ブッダの真理のことば 感興のことば』『ブッダ最後の旅 大パリニッバーナ経』ほか多数の著作、また「中村元著作集」のほか、辞典類では『新仏教辞典』『岩波仏教辞典』などの編者、監修者を務める。
内容
「地獄」と「極楽」を対立するものとする概念は、インド思想や一般仏教にはなく、日本独自のものである。日本人の宗教観の基層ともいえるのその考え方が日本に定着するのには、平安時代中期の僧・源信が著した『往生要集』の影響をぬきに語ることはできない。。
膨大な仏教経典や経文、論書を博捜して極楽往生に関する重要な文章を集成し念仏を勧める『往生要集』が示す浄土思想は、源流のインドの浄土教からどのように発展し、また歪曲されていったのか。
斯界の碩学が、インド仏教の原典と『往生要集』に綴られた源信の思想を徹底的に比較検討、独自の視点から日本浄土教の根源と特質に迫った、日本仏教を考えるうえで必読の一冊。