丸善のおすすめ度
イザベラ・バードの旅~『日本奥地紀行』を読む~(講談社学術文庫 2226)
宮本 常一
著
発行年月 |
2014年04月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
260p |
---|
大きさ |
15cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/地理学/地誌・紀行 |
---|
|
|
ISBN |
9784062922265 |
---|
|
商品コード |
1015333907 |
---|
NDC分類 |
291.09 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2014年06月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015333907 |
---|
著者紹介
宮本 常一(著者):1907(明治40)年、山口県に生まれる。民俗学者。天王寺師範学校卒。武蔵野美術大学教授。文学博士。日本観光文化研究所所長。1981(昭和56)年没。主著に『宮本常一著作集』(50巻)『私の日本地図』(15巻)。講談社学術文庫に『塩の道』『民間歴』『庶民の発見』『民俗学の旅』『ふるさとの生活』『日本文化の形成』がある。
内容
日本観光文化研究所所長時代に行われた幕末・明治期の紀行文を読む講義のうち、昭和51年9月から52年3月まで全7回の『日本奥地紀行』の講義録。一英国人女性旅行家が目をとめた不思議な国「日本」の事象をきっかけに、その資料的価値、バードの視点の出色さを指摘するにとどまらず、著者自身の比類ない観察眼と聞き取り調査に裏打ちされた該博な見識が縦横無尽に紡ぎ出され、宮本民俗学の入門書ともなっている。
日本観光文化研究所所長時代に毎月行われた講義のうち、昭和51年9月から52年3月まで全7回の『日本奥地紀行』の講義録。講義は幕末・明治期の紀行文を通して民衆社会や世相史を読むというもの。一英国人女性旅行家が目をとめた不思議な国「日本」の事象をきっかけに、その資料的価値、バードの視点の出色さを指摘するにとどまらず、著者自身の比類ない観察眼と聞き取り調査に裏打ちされた該博な見識も、圧倒的説得力を持って縦横無尽に紡ぎ出され、宮本民俗学の入門書ともなっている。