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生命誌とは何か(講談社学術文庫 2240)
中村 桂子
著
発行年月 |
2014年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
274p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/生物学一般 |
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ISBN |
9784062922401 |
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商品コード |
1015750079 |
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NDC分類 |
460 |
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新刊案内掲載月 |
2014年07月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015750079 |
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著者紹介
中村 桂子(著者):1936年東京都生まれ。東京大学理学部卒。理学博士。国立予防衛生研究所、三菱化成生命科学研究所、早稲田大学人間科学部教授、東京大学客員教授などを経て、現在、JT生命誌研究館館長。おもな著書に『生命科学』『自己創出する生命』(毎日出版文化賞)『科学者が人間であること』『ゲノムが語る生命』『二重らせん』(共訳)ほか多数。
内容
私とはなにか、私たちはどこからきてどこへ行くのか――。この根源的な問いにたいし、分析と還元を旗印とする科学、とりわけ「生命科学」は、有効に答えてきただろうか。「生命誌」は、科学によって得られる知識を大切にしながら、生き物すべての歴史と関係を知り、生命の歴史物語を読み取る作業である。博物学や進化論、DNA、ゲノム、クローン技術など、人類の「生命への関心」を歴史的に整理し、科学を文化としてとらえる。
DNAの解析やゲノムの解読、ワトソン『二重らせん』の翻訳など、日本の生命科学を牽引し、一般読者への啓蒙にも功績の大きい著者が、この20年あまり提唱してきた新たな学知、「生命誌」とは何か。1999年、NHK『人間講座』として放送されて好評を博したテキストをもとに、「生命誌」の基本的な考え方と今後の展望をまとめた好著。
私とはなにか、私たちはどこからきてどこへ行くのか――。この根源的な問いにたいして、分析・還元・論理・客観を旗印にしてきた科学、とりわけ「生命科学」は、有効に答えてきただろうか。著者の唱える「生命誌」は、科学によって得られる知識を大切にしながら、それを包み込んで新たな世界観を作るべく更に広く展開するものだという。それは、生き物すべての歴史と関係を知り、生命の歴史物語を読み取る作業である。
博物学や進化論、DNAの発見、ゲノムという考え方、性と死、クローン技術をめぐる議論など、人類の「生命への関心」を歴史的に整理し、科学を文化としてとらえ、社会の中に生かしていこうとする「生命誌」の取り組みと展望を語る。
『生命誌の世界』(2000年、日本放送出版協会刊)の文庫化。