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マッハとニーチェ~世紀転換期思想史~(講談社学術文庫 2266) 

木田 元  著

 品切
       
価格 \1,243(税込)         

発行年月 2014年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 349p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/ドイツ・オーストリア哲学
ISBN 9784062922661
商品コード 1016562418
NDC分類 134.7
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2014年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016562418

著者紹介

木田 元(著者):1928-2014年。
哲学者。東北大学文学部卒業。中央大学名誉教授。
著書に『反哲学史』『現代の哲学』『わたしの哲学入門』『精神の哲学・肉体の哲学』(以上講談社)、『現象学』『ハイデガー』『ハイデガーの思想』『メルロ=ポンティの思想』(以上岩波書店)など、多数。

内容

現象学、ゲシュタルト心理学、アインシュタインの相対性理論、ウィーン学団の論理実証主義、ウィトゲンシュタインの後期思想、ケルゼンの実証法学など、すべてマッハの影響下に生まれた。ニーチェの最後期の思想「遠近法的展望」もマッハの「現象」の世界と重なる。まったく交流のなかった物理学者と古典文献学者は、同時期に同じような世界像を描き、それが、十九世紀から二十世紀への思想の中心となった。世紀転換期思想を解読。


マッハは、オーストリアの物理学者、科学史家、哲学者である。超音速の速度の単位もマッハにちなんでいる。二十世紀思想である現象学も、ゲシュタルト心理学も、アインシュタインの相対性理論も、ウィーン学団の論理実証主義も、ウィトゲンシュタインの後期思想も、ケルゼンの実証法学も、どれもこれもマッハの影響下に生まれた。ニーチェの最後期の思想「遠近法的展望」もマッハの「現象」の世界とほとんど重なり合う。物理学者と古典文献学者、まったく交流のなかった二人の思想家が、同時期に同じような世界像を描き、それが、十九世紀から二十世紀への思想の中心を流れる世界像を形作った。世紀転換期思想の中身を解読する。

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