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東北学/もうひとつの東北(講談社学術文庫 2268)

赤坂 憲雄  著

 品切
       
価格 \1,056(税込)         

発行年月 2014年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 284p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/地理学/地誌・紀行
ISBN 9784062922685
商品コード 1016562423
NDC分類 291.2
基本件名 東北地方
本の性格 学生用
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016562423

著者紹介

赤坂 憲雄(著者):1953年, 東京生まれ。東京大学文学部卒
業。学習院大学教授。福島県立博物館館長。
専門は民俗学。著書に『東西/南北考』『異人
論序説』『山の精神史』『漂泊の精神史』『遠
野/物語考』,講談社学術文庫に『境界の発
生』『子守り唄の誕生』『結社と王権』など多数。

内容

「東北学」を提唱する著者が、その試みを世に問うた作。柳田国男がその一国民俗学の枠組において北辺とした東北を、多数性を豊かに孕んだ最前線と位置付ける。狩猟・採集・焼畑が四季を通じて複合的・総合的に営まれる山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」。<東北・柳田・民俗学>をめぐる知の見取り図を示す。(講談社学術文庫)


「東北学」―東北から「もうひとつの日本」へ歴史的景観を開く―を提唱する著者が、初期、その試みを世に問うた作。柳田国男の「一国民俗学」思想の可能性と限界を問い、柳田がその枠組の北辺とした東北を、南/北の方位に向けての多数性を豊かに孕んだ最前線(フロンテイア)と位置付ける。ブナの森に抱かれ狩猟・採集・焼畑などの畑作が四季を通じて複合的・総合的に営まれる山の暮らしを、数年に及ぶ聞き書きに拠って掬い上げ、縄文以来、東北に堆積してきた稲作以前の種族=文化の重層的なありようを「腑分け」。-東北--柳田--民俗学-をめぐる知の見取り図を示す。

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