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奇跡を考える~科学と宗教~(講談社学術文庫 2269) 

村上 陽一郎  著

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価格 \792(税込)         

発行年月 2014年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 186p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/キリスト教
ISBN 9784062922692
商品コード 1016790618
NDC分類 191.17
基本件名 奇跡(キリスト教)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2015年01月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1016790618

内容

「奇跡」とは、宗教的な現象である。魔術や超常現象とは異なる。奇跡は日常的に存在する、と著者は考える。一方、科学という立場からは、奇跡を認めないように思える。これは科学そのものが一般的な常識から遠く離れた、特殊な体系になっていることが理由である。奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、また宗教と科学それぞれの論理とことばの違いを明らかにし、奇跡の本質にせまる。


「奇跡」とは、宗教的な現象である。魔術や超常現象とは異なる。奇跡は日常的に存在する、と著者は考える。
一方、科学という立場からは、奇跡を認めないように思える。これは科学そのものが一般的な常識から遠く離れた、特殊な体系になっていることが理由である。

奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、また宗教と科学それぞれの論理とことばの違いを明らかにし、奇跡の本質にせまる。

そのうえで、科学思想すら一種の宗教であり、人間を超える存在を「神」と呼ぶか「科学」と呼ぶかの違いしかないことを、著者は証明する。

唯物史観の限界を超える思想を、改めて構築する試み。

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