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和辻哲郎-人格から間柄へ(講談社学術文庫 2311)

宮川 敬之  著

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価格 \1,122(税込)         

発行年月 2015年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 310p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学
ISBN 9784062923118
商品コード 1018611069
NDC分類 121.65
個人件名 和辻/哲郎
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2015年11月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018611069

著者紹介

宮川 敬之(著者):1971年鳥取県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。大本山永平寺に安居修行。現在、鳥取県天徳寺住職。主な論文に、「和辻哲郎と表現の問題」(RATIO3号)、また近刊予定に『正法眼蔵を読む』がある。

内容

近代日本の思想史を代表する哲学者の一人、和辻哲郎。彼が、構築しようとした「倫理学」とは、どのようなものだったのか。西田幾多郎やハイデッガーなど、同時代の哲学者とも干渉しあいながら、「人間=じんかん」を考察したその思想形成の現場に迫る。


和辻哲郎は、明治22年(1889)に兵庫県で生まれ、30歳にして名著の誉れ高い『古寺巡礼』というベストセラーを刊行します。早熟で、高名な学者として大正から昭和30年まで活躍します。
ただし、その終生をかけた仕事とは、倫理学の構築でした。「人」ではなく、「人」と「人」の間、すなわち「人間=じんかん」の学として、倫理学を打ち立てようとしたのです。
『古寺巡礼』が、初期の作品であることからもわかるように、仏教を研究し、『正法眼蔵』を読み解き、そして倫理学へ。
近代日本の代表的な哲学者のひとり、和辻哲郎の思想は、どのように生成されていったのか。
道元、西田幾多郎、ハイデッガー、あるいは仏教、西洋哲学、さらには時代の思潮とさまざまに格闘しながら、近代の代表的哲学者が思想を形成していくさまを、緻密な筆致で描いた力作です。

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