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吉本隆明-詩人の叡智(講談社学術文庫 2313) 

菅野 覚明  著

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価格 \1,100(税込)         

発行年月 2015年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 299p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784062923132
商品コード 1019000712
NDC分類 910.268
個人件名 吉本/隆明
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2015年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019000712

著者紹介

菅野 覚明(著者):1956年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。東京大学教授を経て、現在、皇學館大学教授。専攻は、倫理学、日本思想史。おもな著書に、『本居宣長』(ぺりかん社)、『神道の逆襲』(講談社現代新書、サントリー学芸賞)、『武士道の逆襲』(講談社現代新書)、『詩と国家』(勁草書房)などがある。

内容

吉本隆明の思想の本質とはなにか? 「共同幻想」「自己表出」などの独特の用語は何を意味するのか? 初期の詩「固有時との対話」にこそ、吉本思想の本質がすべて現れていると著者はいう。「固有時との対話」を詳細に読み解きつつ、初期から最晩年に至るまで、一貫して通底する吉本の思想の根幹を、あざやかに浮き彫りにする快著!


戦後日本の思想界において、圧倒的な人気を誇り、厖大な著作をあらわした吉本隆明。著述だけではなく、インタビューや講演などをふくめ、社会現象と言っていいほどの幅広い活動で注目を集め続けた。
では、彼の思想の根本とは、どのようなものだったのか。
著者は、初期の詩集『固有時との対話』に、その思想の本質がすべて含まれているという。
詩『固有時との対話』を詳細に読み解きながら、主著である『共同幻想論』や『言語にとって美とはなにか』などの思索の本質にまで説き及ぶ、画期的な吉本論。
鹿島茂さんが、「週刊文春」誌上(私の読書日記)で激賞された力作の文庫化!

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