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モンゴル帝国と長いその後(講談社学術文庫 2352)
杉山 正明
著
発行年月 |
2016年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
365p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784062923521 |
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商品コード |
1020233017 |
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NDC分類 |
222.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年05月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020233017 |
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著者紹介
杉山 正明(著者):1952年、静岡県生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。おもな著書に『モンゴル帝国の興亡』『中国の歴史08 疾駆する草原の征服者』『遊牧民から見た世界史』『大モンゴルの世界』ほか。1995年に『クビライの挑戦』でサントリー学芸賞、2003年に司馬遼太郎賞、2006年に紫綬褒章、2007年に『モンゴル帝国と大元ウルス』で日本学士院賞を受賞。
内容
13世紀初頭にチンギス・カンが興した「大モンゴル国」は、ユーラシア全域をゆるやかに統合して、東西の大交流をもたらした。この大帝国は、従来は「元朝」と呼ばれ、中国史やアジア史の枠でのみ語られがちだったが、近年は、この「モンゴル時代」を、世界史の重大な画期とみなす考え方が、「日本発信の世界史像」として、内外に広まりつつある。壮大な歴史観と筆力で多くのファンを持つ著者が、新たな世界史の地平を描き出す。
講談社創業100周年記念企画として刊行された全集「興亡の世界史」の学術文庫版第一期のうちの第3冊目。
13世紀初頭にチンギス・カンが興した「大モンゴル国」は、5代・クビライの頃にはユーラシア全域をゆるやかに統合して、東西の大交流をもたらした。この大帝国は、従来は「元朝」と呼ばれ、中国史やアジア史の枠でのみ語られがちだったが、近年は、この大帝国の時代――すなわち「モンゴル時代」を、世界史の重大な画期とみなす考え方が、「日本発信の世界史像」として、内外に広まりつつある。人類の歴史は、「モンゴル時代」の以前と以後でまったく様相が異なるという。
そして、大モンゴル国すなわち「モンゴル帝国」の解体後も、「モンゴルの残影」は20世紀にいたるまで各地に息づいていた。ロシアのイヴァン雷帝も、後のムガル帝国へと続くティムール帝国も、また、大清帝国も、「チンギス家の婿どの」の地位を得ることで、その権威と権力を固めてきたのだ。そして今なお混迷のなかにあるアフガニスタンを、「遊牧民とユーラシア国家」の歴史を通してみると、何が見えてくるのか?
壮大な歴史観と筆力で多くのファンを持つ著者が、新たな世界史の地平を描き出す。
[原本:『興亡の世界史 第09巻 モンゴル帝国と長いその後』講談社 2008年2月刊]