ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

北朝鮮とイラン(集英社新書 1129)

福原 裕二, 吉村 慎太郎  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \946(税込)         

発行年月 2022年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 250p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784087212297
商品コード 1034801277
NDC分類 302.21
基本件名 朝鮮(北)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年10月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034801277

内容

ウクライナ戦争後、国際政治上の最大の焦点。

時のアメリカ大統領に「悪の枢軸」と名指されてから20年。
2つの国家は、なぜ「核」を通じて既存の秩序に抗うのか。
そして、今後の展望とは――?

現地の情勢を知悉する専門家が、その正体に迫る!

◆内容紹介◆
二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指された北朝鮮とイラン。
負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか?

本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。
核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。

◆目次◆
第一部 北朝鮮の「正体」 福原裕二
――メタ・フィクションな国家・社会
第一章 内部で何が起きているのか?
第二章 理想と現実のズレ
第三章 核問題の展開
第四章 北朝鮮にとっての「安全の保障」
終章 「悪の枢軸」の亡霊からの解放

第二部 イランの「正体」 吉村慎太郎
――米・イ対立の展開を中心に
第一章 現代史に見るイランの抵抗と挫折
第二章 革命下のイランと「大悪魔」米国
第三章 米国の政策とイラン――深まる不信感と敵意
第四章 イランの「党派対立」と米国――九・一 一から「悪の枢軸」発言へ
第五章 「核兵器開発」疑惑の変転とイラン
終章 複合的な米・イ対立と現在

◆著者略歴◆
福原裕二(ふくはら・ゆうじ)
1971年生まれ。島根県立大学教授。専門は、朝鮮半島の政治・外交。
著書に『北東アジアと朝鮮半島研究』(国際書院)など。

吉村慎太郎(よしむら・しんたろう)
1955年生まれ。広島大学名誉教授。専門は、イラン近現代史、中東国際関係。
著書に『イラン現代史』(有志舎)など。

カート

カートに商品は入っていません。