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介護のうしろから「がん」が来た!

篠田 節子  著

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価格 \1,430(税込)         

発行年月 2019年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 240p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784087880236
商品コード 1030785859
NDC分類 916
基本件名 乳癌-闘病記
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年11月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2019/11/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030785859

著者紹介

篠田 節子(著者):1955年東京都生まれ。「絹の変容」で小説すばる新人賞、「ゴサインタン」で山本周五郎賞、「女たちのジハード」で直木賞受賞。

内容

『介護のうしろから「がん」が来た!』 篠田節子

まさにガーン!
直木賞作家・篠田節子が綴る、ふんだりけったり、ちょっとトホホな闘病&介護エッセイ。

認知症の母につき合って二十余年、母がようやく施設へ入所し、一息つけると思いきや、今度は自分が乳がんに!? 介護と執筆の合間に、治療法リサーチに病院選び……落ちこんでる暇なんてない!

作家・篠田節子が乳がん発覚から術後までの怒濤の日々―—検査、手術、還暦過ぎての乳房再建、同時進行で老健にいる母の介護―—を、持ち前の取材魂をもとにユーモア溢れる筆致で綴る闘病&介護エッセイ。
乳房再建手術を担当した聖路加国際病院・ブレストセンター形成外科医との対談「乳房再建のほんとのトコロ」も収録。

【目次】
1 発見 「ヒン」でもマンモに写らない
2 入院まで 「標準治療」とは、お安くできるスタンダードクラスの治療、という意味ではないらしい
3 再建の決断 還暦過ぎのシリコンバスト
4 手術 「バストが邪魔」巨乳温存マダムのゴージャスな愚痴と、手術台上のガールズトーク
5 院内リゾート 読書三昧とオプショナルツアー
6 退院 自宅療養時の不安 「先生、右側が叶恭子になっています!」
7 手術後25日の海外旅行 天使が微笑む都――七年ぶりのバンコク
8 日常復帰 雑用と飲み会の日々――廃用症候群三歩手前で考えたこと
9 二度目の手術へ 乳房とは仰向けになると変形するもの――形成外科手術の難題
10 解禁 クリスマスの金の玉
11 乳房再建その後 見た目問題とさわり心地
12 波乱含みの年明け がんのうしろから何が来る?
13 介護老人保健施設入所の経緯 「施設もデイサービスもショートステイも、絶対拒否!」な家族を抱えた介護者のために――
14 ホーム巡礼 八王子十四ヵ所 まずは見学、何をおいても見学、とりあえず登録
15 ここは絶海の孤島!? パラオ Wi‐fiもケータイも繋がらない
16 グループホームに引っ越し 娘のいちばん長い日
17 エッセイは終わっても人生は終わらない
【特別対談】篠田節子×名倉直美
やってみてわかった「ここが知りたい!」 乳房再建のほんとのトコロ
あとがき

【著者プロフィール】篠田節子 しのだ・せつこ
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。『長女たち』『竜と流木』『肖像彫刻家』など著書多数。

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