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日本美術全集<7> 運慶・快慶と中世寺院

山本 勉  著

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価格 \16,500(税込)         

発行年月 2014年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 287p
大きさ 38cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784096011072
商品コード 1011454992
NDC分類 708.7
基本件名 日本美術-図集
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2014年03月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1011454992

内容

天才仏師が生んだ日本仏像史上最大のドラマ

今年(2013年6月)、静岡にある願成就院の阿弥陀三尊像、毘沙門天像、不動明王および二童子像がそろって国宝に指定された。いまや、だれもがこれらの作者は運慶であると疑わない。だが、68年に小学館より刊行された美術全集(『原色日本の美術 中世寺院と鎌倉彫刻』)の解説を読むと、なんと<どうもよくわからない>と書かれている。それだけ、この半世紀間に運慶研究は進み、作品の再評価や新発見が相次いだということだろう。また、近年、運慶作・興福寺南円堂安置の四天王像が、かつては北円堂にあったとする説が有力になりつつあり、本巻でもこれにしたがった。現在北円堂にある無著世親立像、弥勒仏坐像を約800年前に四天王が守っていた――そんな、現在では見られない一具の姿を、観音開きの大型ページで再現している。
「現代におけるさまざまな人間ドラマは、鎌倉時代にも同じようにあったと思う」と著者の山本勉氏はいう。運慶と快慶のあいだに生じたであろうライバル関係、天才プロデューサーとして弟子たちを束ねて行なう「工房」スタイル・・・・華麗なるノミさばきを堪能しながら、日本仏像史上最大の人間ドラマも楽しめる内容になっている。


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