内容
実践例を基に「教師の有りよう」を考える。
本書は、世阿弥の「風姿花伝」において、「態(わざ)」と表現された「身と心の構え」とそこから得られる学びに沿い、教師の授業実践とその学びはどのようにあるべきか、について著していくものである。これまで授業技術について書かれた書物は多いが、そのほとんどは授業技術を教師に伝える「指南書」であった。それらとは一線を画して、教師の「学びの思想」や「身体技法」を伝える「花伝書」として、佐藤教授がこれまで観察してきた教室の実例に即して叙述していく。
「教師の教師」としてカリスマ的に支持されている佐藤学氏久々の決定版!!