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明治のナイチンゲール大関和物語

田中ひかる  著

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価格 \2,310(税込)         

発行年月 2023年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 317p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784120056536
商品コード 1036010861
NDC分類 289.1
個人件名 大関/和
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年06月2週
書評掲載誌 産経新聞 2023/05/28
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036010861

著者紹介

田中ひかる(著者):田中ひかる 1970年東京都生まれ。博士(学術)。著書に『明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語』(中央公論新社)、『生理用品の社会史』(角川ソフィア文庫)、『月経と犯罪 〝生理〟はどう語られてきたか』(平凡社)、『「毒婦」 和歌山カレー事件20年目の真実』(ビジネス社)など。

内容

今や看護師は、社会に欠かせない職業である。所定の学校で専門知識や技能を身につけ、国家試験に受かってはじめて就くことのできる専門職であり、人の健康や命を守る尊い職業として、広く認知されている。しかしかつては、「カネのために汚い仕事も厭わず、命まで差し出す賤業」と見なされていた。
 家老の娘に生まれながら、この「賤業」につき、生涯をかけて「看護婦」の制度化と技能の向上に努めたのが、大関和(ちか)である。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった。和とともに看護婦となり、彼女を支え続けた鈴木雅もまた、二人の子を持つ「寡婦」であった。
 これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いた二人のシングルマザーの物語である。

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