丸善のおすすめ度
ジェンダーレスの日本史~古典で知る驚きの性~(中公新書ラクレ 779)
大塚ひかり
著
発行年月 |
2022年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
246p |
---|
大きさ |
18cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
---|
|
|
ISBN |
9784121507792 |
---|
|
商品コード |
1035262289 |
---|
NDC分類 |
910.2 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2022年12月3週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/12/10 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035262289 |
---|
著者紹介
大塚ひかり(著者):大塚ひかり
1961年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒。古典を題材としたエッセイを多く執筆。著書に『ブス論』『本当はエロかった昔の日本』『女系図で見る驚きの日本史』『くそじじいとくそばばあの日本史』など多数。また『源氏物語』の個人全訳も手がける(全6巻)。趣味は年表作りと系図作り。
内容
肉体の性別とは違う性認識を持つことが尊重されるようになってきた。先進的に見えるが、じつは日本の古典文学には、男女の境があいまいな話が数多く存在する。
男同士が恋愛仕立ての歌を詠み合ったり、経済力のある姫が一族を養う。武士は泣き、女将軍が敵に向かい、トランスジェンダーきょうだいは男女入れ替わってすくすく成長――。太古の神話から平安文学、軍記もの、江戸川柳まで古典作品を通して伝統的な男らしさ・女らしさのウソを驚きをもって解き明かす。昔の日本の「性意識」がいかにあいまいだったか、それゆえに文芸が発展したかも見えてくる。年表作りを愛する著者による「ジェンダーレス年表」は弥生時代から現代までを網羅。