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帝国日本と不戦条約~外交官が見た国際法の限界と希望~(NHKブックス 1276)
柳原 正治
著
発行年月 |
2022年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
252p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/国際公法 |
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ISBN |
9784140912768 |
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商品コード |
1035488625 |
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NDC分類 |
329 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年02月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2023/04/01、読売新聞 2023/04/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035488625 |
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著者紹介
柳原 正治(著者):1952年富山県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。九州大学名誉教授、放送大学特任栄誉教授。著書に『人と思想 グロティウス』(清水書院)、『国際法』『法学入門』(放送大学教育振興会)、共編著に『安達峰一郎――日本の外交官から世界の外交官へ』『国際法からみた日本の領土』(東京大学出版会)などがある。
内容
”平和の誓約”は、なぜ戦争を防げなかったのか?
戦間期の1920年代、当事国としてその構築に密接に関わった国際法秩序から、日本はなぜ逸脱し、戦争へ至ったのか。外交官であり、アジア初の国際司法裁判所所長を務めた安達峰一郎の足跡を手がかりに、国際法の観点から「戦争」と不戦条約との関係をいかに説明できるか、当時の関係者がいかに説明しようとしてきたかを問いなおし、「平和構築に腐心した」知られざる近代日本の姿を明らかにする。