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ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか~カノッサの屈辱~(教養・文化シリーズ 世界史のリテラシー)

藤崎 衛  著

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価格 \1,100(税込)         

発行年月 2023年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 165p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/キリスト教
ISBN 9784144073021
商品コード 1036391590
NDC分類 198.22
基本件名 カトリック教-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年10月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036391590

著者紹介

藤崎 衛(著者):1975年生まれ。東京大学大学院准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は西洋中世史。とくに中世ローマ教皇庁の制度や文化を研究対象とする。著書に『中世教皇庁の成立と展開』、訳書に『中世教皇史』『地中海と人間』など。『300点の写真とイラストで大図解 世界史』の監訳者。

内容

教皇vs.皇帝―― 雪中3日間の贖罪行為、その歴史的意義とは?

世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通す新シリーズの第3弾! 1077年1月、ドイツ王にして、のちの神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世がローマ教皇グレゴリウス7世に対して、裸足のまま雪の中で3日間赦しを請うたという「カノッサの屈辱」。なぜ皇帝が教皇に屈服したのか? なぜ教皇のほうが偉いとされたのか? ローマ・カトリック教会の成立から、十字軍遠征、教会分裂、新教勃興までを通観し、単に叙任権闘争の一事件とされがちな「屈辱」の歴史的意義を考える。

第1章 なぜハインリヒ四世は教皇グレゴリウス七世に屈したのか
第2章 「ローマ」と「教皇」はいかにしてむすびついたのか
第3章 普遍的教皇権が成立させた「十字軍」発起
第4章 中世キリスト教はなぜ宗教改革に向かったのか

目次

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