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韓国語セカイを生きる韓国語セカイで生きる~AI時代に「ことば」ではたらく12人~
浅羽祐樹,
朴鍾厚,
奥奈津子,
大貫智子,
浅見綾子,
木下瞳,
黒島規史,
林炫情,
新井保裕,
梁紅梅,
辻野裕紀,
成川彩
著
発行年月 |
2024年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
269p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/中国語 |
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ISBN |
9784255013749 |
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商品コード |
1038815084 |
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NDC分類 |
829.1 |
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本の性格 |
語学 |
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新刊案内掲載月 |
2024年08月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038815084 |
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著者紹介
浅羽祐樹(著者):同志社大学グローバル地域文化学部教授。立命館大学国際関係学部卒業後、ソウル大学に留学し、修士号・博士号を取得。九州大学、山口県立大学、新潟県立大学を経て、2019年4月から同志社大学にてコリア語を教えている。24年度は統一研究院(ソウル)にて在外研究。大阪府生まれ。
朴鍾厚(著者):同志社大学グローバル地域文化学部准教授。延世大学校大学院国語国文学科博士課程修了。博士(文学)。専門は、現代韓国語文法論、日本における韓国語教育。教材に『コツコツ知ろう韓国の社会と文化』(博英社、2022)など。
奥奈津子(著者):在ニューヨーク日本国総領事館領事、広報センター次長。2000年外務省入省。在外研修(ソウル大学大学院)、在韓国日本国大使館、国際報道官室、北東アジア課等を経て、2021年より在ニューヨーク日本国総領事館勤務。福岡県出身。
大貫智子(著者):韓国紙・中央日報東京特派員。早稲田大学政治経済学部卒。2000年毎日新聞入社。ソウル特派員(2013~2018年)、論説委員(2018~2020年)などを経て現職。著書に「愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年」(第27回小学館ノンフィクション大賞受賞)。
浅見綾子(著者):『韓国語学習ジャーナルhana』の編集長、兼広報を担当。大学院在学中に韓国のソウル大学語学堂で半年学んだ後、聖公会大学に交換留学。修士課程修了後、韓国の語学教材の出版社に5年勤務し、版権交渉や管理についての業務に携わる。日本に戻った後、語学出版社などの勤務を経て株式会社HANAに入社。「とんそく子」のニックネームでSNSで活動中。
木下瞳(著者):総合研究大学院大学 日本語言語科学コース 博士後期課程に在学中。専門は、応用言語学、語彙習得。韓国釜山大学校にて修士課程修了(韓国語教育学)。中国の大学で日本語および韓国語教師、山口県立大学の助手を経て、現在に至る。
黒島規史(著者):熊本学園大学外国語学部東アジア学科准教授。東京外国語大学博士後期課程修了、博士(学術)。専門は言語学(特に韓国語文法)。群馬県出身。
林炫情(著者):山口県立大学国際文化学部教授。広島大学大学院国際協力研究科博士課程後期修了。博士(Ph.D)。日本学術振興会特別研究員、広島修道大学助教授を経て現職。専門は社会言語学、外国語教育。韓国ソウル出身。韓国語関連著書に「韓国文化を読む」「韓国社会を読む」(朝日出版社)、「イラストで覚える韓国語シリーズ(慣用表現、ことわざ、四字熟語)」(博英社)など。
新井保裕(著者):文京学院大学外国語学部准教授。東京大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。東京大学大学院助教、東洋大学特任助教を経て現職。文京学院大学大学院外国語学研究科准教授兼担、放送大学客員准教授兼任。専門は社会言語学、韓国朝鮮語学。
梁紅梅(著者):高崎経済大学、文京学院大学などで中国語・韓国語の非常勤講師。
ソウル大学文学修士、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。
専門は中国語、韓国語、日本語の古代における歴史比較言語学(主に漢字に関わる音の変化など)。最近は延辺朝鮮語の歴史的構成の研究にも関わっている。中国の朝鮮族の出身。
辻野裕紀(著者):九州大学大学院言語文化研究院准教授、同大学大学院地球社会統合科学府准教授、同大学韓国研究センター副センター長。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。
専門は言語学、韓国語学、音韻論、言語思想論。著書に『形と形が出合うとき:現代韓国語の形態音韻論的研究』(九州大学出版会)など。
成川彩(著者):韓国在住文化系ライター。2008~2017年、朝日新聞記者として文化を中心に取材。2017年からソウルの東国大学大学院へ留学し、韓国映画を学びながら、中央日報(韓国)や共同通信をはじめ、日韓の様々なメディアで執筆。KBS WORLD Radioの日本語番組「玄海灘に立つ虹」で韓国の本や映画を紹介している。2023年、『現地発 韓国映画・ドラマのなぜ?』(筑摩書房)を刊行。同年、鶴峰賞言論報道部門大賞を受賞。
内容
「韓国語ではたらきたい!」
AI翻訳が著しく進化するなかで、これから韓国語をつかってはたらきたい人のために。
さまざまな職業の実体験や、言語学者が考えていることまで、具体的なエピソードやことばの例がいっぱい!AI翻訳とは異なる、TPO(時・場所・場面)に合わせた「ふさわしい」韓国語とは?
巻末には「学習者のためのキーワード索引」も掲載。
「漢字語」や「中級」といった定番のものだけでなく、「好き」「不安」「おもしろい」「経験する」といったリアルな感情や行動を探しつつ、好きな角度からも読めるようになっています。
「中級以上」をめざす学習者のみなさんに、ヒントやエールがたくさん詰まった一冊です。
【内容の一部】
●外交官はどうやって韓国語を勉強した?
●字幕翻訳家のセリフの訳し方
●留学なしで韓国の特派員になった記者
●韓国語関連の出版社からみた市場分析
●政治学における翻訳の問題
●学習法の研究者によるおすすめの韓国語学習法
●言語学者がテストの採点で悩むこととは?
●SNS上にひろがる自由で創造的な韓国語
●これからの韓国語教育とデジタル革命
●朝鮮半島だけじゃない、朝鮮族や高麗人と呼ばれる人びとの言語について
●非母語を学ぶこと、母語から離れること