著者紹介

内容

目次

まえがき / 松井 和久、山神 進 発刊によせて / 平松 守彦 第I部 地域振興と一村一品運動 序説　日本の地域振興の展開と一村一品運動 / 松井 和久 　第1節　地域振興の歴史的展開 　第2節　地域おこし、地域活性化 　第3節　一村一品運動の位置づけと評価 第1章　一村一品運動の原点・大山町における地域振興 / 山神進・藤本 武士 　はじめに 　第1節　一村一品運動の原点・大山町の軌跡 　第2節　マーケティングからみた大山町の地域振興戦略 　おわりに 第2章　地域振興における農協の役割 / 原島 梓 　はじめに 　第1節　農協をめぐる現状 　第2節　大分県における農協の役割 　第3節　地域振興を担う主体 　むすびにかえて 第3章　農産物直売所からみた農村起業のあり方 / 猪爪 範子 　はじめに－農産物直売所の意義 　第1節　農産物直売所の展開と類型 　第2節　事例にみる活動の変化と展望 　おわりに－農産物直売所にみる一村一品運動モデル 第4章　焼酎産業の発展過程と地域イノベーション / 吉田 健太郎 　はじめに 　第1節　焼酎産業の発展と歴史的展開 　第2節　大分県における焼酎産業の発展 　第3節　地域産業における発展のメカニズム 第5章　地域づくりにおける地域資源の活用 / 西川 芳昭 　はじめに 　第1節　地域資源をめぐるこれまでの議論 　第2節　事例から学ぶこと 　第3節　地域資源利用による地域開発とはなにか 第II部　海外へ伝えられる一村一品運動 序説　一村一品運動はどのように伝えられたか / 松井 和久 　第1節　一村一品運動とローカル外交 　第2節　何がどう伝えられていったのか 　第3節　本当に伝えるべきものは何か 第6章　タイのOTOPプロジェクト－草の根政策の光と陰－ / 藤岡 理香 　はじめに 　第1節　タイの開発の歴史 　第2節　OTOPプロジェクト導入と政策枠組み 　第3節　OTOPプロジェクト実施の現状 　第4節　OTOPプロジェクトの成果 　第5節　結論と今後の展望－むすびにかえて 第7章　マラウイにおける一村一品運動と地域振興をめぐる政治 / 吉田 栄一 　はじめに 　第1節　開発をめぐる視点の変化 　第2節　一村一品運動（OVOP）の導入 　第3節　マラウイにおける一村一品運動の管理体制 　第4節　実際の認識とのギャップ 　第5節　パイロット事業生産者とOVOP申請生産者によるOVOPコンセプトの認識 　第6節　ミトゥンドゥ村生産者組合グループのケース 　むすびにかえて 第8章　モンゴルの地方開発と一村一品運動－草原の国のあらたな挑戦－ / 井草 邦雄 　はじめに 　第1節　モンゴルという国とその経済 　第2節　なぜ地方開発と一村一品運動か－モンゴルの地方開発の取り組み－ 　第3節　バヤンホンゴル県の一村一品運動 　第4節　全国に広がった一村一品運動による地方経済活性化政策 　第5節　モンゴル版一村一品運動の課題と地方経済活性化への含意 第9章　研修を通じて一村一品運動をどう伝えていくのか－2005年一村一品セミナーを手がかりに－ / 宗像 朗 　はじめに 　第1節　APOと一村一品運動 　第2節　2005年一村一品セミナー 　第3節　一村一品運動を効率的かつ正確に伝えるために 　おわりに まとめにかえて / 松井 和久