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ミャンマー政治の実像~軍政23年の功罪と新政権のゆくえ~(アジ研選書 No.29)
工藤 年博
編
発行年月 |
2012年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,348p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784258290291 |
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商品コード |
1009179867 |
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NDC分類 |
312.238 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2012年05月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2012/04/29、毎日新聞 2012/12/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1009179867 |
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著者紹介
工藤 年博(編者):工藤 年博 アジア経済研究所地域研究センター
中西 嘉宏 アジア経済研究所在ワシントンDC海外派遣員/ジョンズ・ホプキンス大学客員研究員
伊野 憲治 北九州市立大学教授
トム・クレーマー トランスナショナル・インスティチュート研究員
畢 世鴻 雲南大学准教授
土佐 桂子 東京外国語大学教授
増田 知子 前JICA専門家〈教育〉
山田 美和 アジア経済研究所新領域研究センター
内容
1988 年、民主化運動とネーウィン体制の崩壊という衝撃のなかで登場したミャンマー軍政が、23 年という歳月をかけてめざしてきたものは、国軍をバックボーンとする国家体制の再構築であった。その実現に向け、軍政はあらゆる手段をつかって反政府勢力を封じ込めたり、懐柔したりしてきた。また、冷戦後の国際経済環境を巧みに利用しつつ、自らの権力基盤の強化を図ってきた。その過程でミャンマーは民主化の後れ、人権侵害の発生、少数民族問題の未解決、経済の低開発、宗教の政治利用、教育の劣化、難民や移民労働者の大量流出など、さまざまな問題に直面してきた。本書は軍政の権力基盤の強化の過程と、そこで引き起こされてきた政治的・社会的な負の側面の、両方を描いていく。