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エジプト動乱~1.25革命の背景~(アジ研選書 32)

伊能 武次, 土屋 一樹  編
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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2012年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 3p,142p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784258290321
商品コード 1012129174
NDC分類 302.42
基本件名 エジプト
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2013年02月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2013/09/08
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1012129174

著者紹介

伊能 武次(編者):伊能 武次  和洋女子大学人文学群教授
土屋 一樹  アジア経済研究所地域研究センター研究員
金谷 美紗  中東調査会研究員、青山学院大学非常勤講師
鈴木 恵美  早稲田大学イスラーム地域研究機構主任研究員
岩崎 えり奈 共立女子大学文芸学部准教授

内容

本書は、エジプト1.25革命の背景にある国内的な文脈について、多面的に考察したものである。主たる対象時期を1990年代以降としたため、1.25革命を20世紀初頭以降の歴史的な文脈のなかで位置づける考察や、あるいは現在進行中のアラブ諸国における政治的変動と比較して分析することはできなかった。広範な論点から1.25革命をとらえることを今後の課題としたい。エジプトの1.25革命はいまだ成就せず、またほかのアラブ諸国においても「アラブの春」はすでに過ぎ去った。さらに、シリアやアラビア半島では「長いアラブの夏」に突入した。2011年初めにアラブ諸国を席巻した熱狂は、表面的には消失しつつあるかのようにもみえる。しかしながら、エジプトのタハリール広場での大規模な抗議行動で覚醒した新しい社会運動は、今後アラブ諸国に確実に引き継がれるだろう。

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