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新興民主主義大国インドネシア~ユドヨノ政権の10年とジョコウィ大統領の誕生~(アジ研選書 40)
川村 晃一
編
発行年月 |
2015年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,333p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784258290406 |
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商品コード |
1019287580 |
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NDC分類 |
312.24 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年01月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019287580 |
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著者紹介
川村 晃一(編者):川村 晃一 日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター研究員
東方 孝之 日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター研究員
見市 建 岩手県立大学総合政策学部准教授
本名 純 立命館大学国際関係学部教授
佐藤 百合 日本貿易振興機構アジア経済研究所理事
岡本 正明 京都大学東南アジア研究所准教授
相沢 伸広 九州大学比較社会文化研究院准教授
内容
インドネシアでどのような大統領が誕生し、新政権がどのように政治経済の課題に取り組んでいくのか。大きく変貌したインドネシアの将来像を展望するためには、2014年の選挙と新政権成立に至るプロセスを実証的に分析するだけでは十分ではない。ユドヨノの後を継ぐ新政権の課題を考えるにあたっては、ユドヨノ政権10年の成果を総括し、その功罪について私たちなりの評価を下す必要がある。
そこで、本書では、ユドヨノ政権の10年をインドネシアにおける民主化の歴史のなかでどう位置づけるかという問題意識をつねに念頭におきながら、選挙と新政権の課題を分析することをめざした。これまで5年ごとの選挙分析で蓄積してきた同時代的な分析に、歴史的な分析を組み合わせることによって、現代インドネシアの政治経済の諸相をより深く洞察することが本書の目的である。時事解説にとどまることなく、時間的にも空間的にもより広い視野から分析する作業を通じて、ダイナミックに変動するインドネシアの姿を読者に提供したい、というのが私たちの願いである。それは、1998年の民主化前後から継続的にインドネシアの政治経済を観察してきた私たちに課された責務だと考えている。