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内戦後のスリランカ経済~持続的発展のための諸条件~(アジ研選書 42)
荒井 悦代
編
発行年月 |
2016年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,313p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
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ISBN |
9784258290420 |
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商品コード |
1020221545 |
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NDC分類 |
332.259 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020221545 |
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著者紹介
荒井 悦代(編者):荒井 悦代 アジア経済研究所地域研究センター
鈴木 一成 元在スリランカ日本国大使館経済・商務担当
太田 仁志 アジア経済研究所地域研究センター
鹿毛 理恵 佐賀女子短期大学大学間連携共同教育推進事業特別研究員
イミヤ・カマラ・リヤナゲ ペラデニヤ大学 政治学部教授
高桑 史子 首都大学東京名誉教授
近藤 則夫 アジア経済研究所地域研究センター
内容
この本は、内戦と内戦にまつわる不安から解放されたスリランカについて、とくに経済について理解していただくためにつくりました。なぜ経済かというと、内戦終結後のスリランカ中央銀行が発表する数字は、私の知っているスリランカとはちがう国なのではないかと疑うレベルのものだったからです。内戦が終了したスリランカで一体何がおこったのでしょうか。また、内戦後のスリランカは、これまでスリランカを知らなかった人たちからも関心をもたれるようになってきたようにも感じていました。スリランカは人口約2000万人、北海道ほどの小さな国ですが、多様性に富んでいます。経済についても同様です。熾烈な価格競争のなかでスリランカのような資源のない国がどうやって生き残っているのか、人的資源は優れているらしいけれども、労働市場や労使関係はどうなっているのか、内戦の原因となった民族問題はどうなっているのかなど、この本がスリランカを知るうえでのひとつのきっかけになってくれればうれしいです。