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変容するASEANの商業銀行(アジ研選書 56)
三重野 文晴
編
発行年月 |
2020年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,203p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/金融 |
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ISBN |
9784258290567 |
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商品コード |
1031558210 |
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NDC分類 |
338.223 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年05月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031558210 |
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著者紹介
三重野 文晴(編者):三重野 文晴 京都大学東南アジア地域研究研究所教授
国宗 浩三 関西学院大学国際学部教授
濱田 美紀 アジア経済研究所開発研究センター主任研究員
金京 拓司 神戸大学大学院経済学研究科教授
清水 聡 株式会社日本総合研究所調査部主任研究員
芦 宛雪 京都大学東南アジア地域研究研究所連携研究員
柏原 千英 アジア経済研究所開発研究センター主任研究員
内容
アジア金融危機から20年が経過した。この間、経済システムの中核にありアジア金融危機の震源となった金融システムも大きな形態変化をとげてきた。2010年以降は、この流れの中でさらに新しい動きが顕著になっている。合併で大規模化して足腰をかためたシンガポール、マレーシア、タイなどの有力銀行の中には、自国を越えてASEAN全域に活動拠点を広げるものが現れている。また、2000年代半ば以降には欧米系外国銀行のプレゼンスが下がる一方で、長い金融不況から回復した日本のメガバンクの活動が再び活発化しつつある。また、中国、台湾、インドなどの他のアジア系の外国銀行も存在感を強めはじめている。
本書の目的は、2000年代以降のこのような環境変化の中で、ASEANの商業銀行部門が見せてきた変容を、実物経済の変化との関係にも留意しながら実態を吟味して、その意味するところを考えることである。