著者紹介

内容

目次

序　章　　協同組合の新たなビジョンを求めて 第１章　　協同組合の哲学 　　　　　～協同組合は「未来の歴史」を書くことができるか～ 　　　　　協同組合と「未来の歴史」／レイドロー報告の含蓄／ 　　　　　コミュニケーション・コミュニティとしての協同組合　ほか 第２章　　協同組合史の新地平をめざして 　　　　　～「新ビジョン」に向けて、 　　　　　　　協同組合の「歴史」と「総括」はいかに描かれるべきか～ 　　　　　先行研究と新しい課題／テーマ別協同組合史の試み／ 　　　　　協同組合史の新たな地平をめざして 第３章　　21世紀の社会経済と協同組合セクター 　　　　　21世紀社会経済の基本方向／フォーケの協同組合セクター論／ 　　　　　レイドローの協同組合セクター論／ 　　　　　協同組合セクターの社会経済制度　ほか 第４章　　協同組合運動における参加 　　　　　参加をめぐる協同組合論を中心に／ 　　　　　なぜ「参加」が重要視されるのか／ 　　　　　小括―現代社会における参加の問題を協同組合研究視点で再構成　ほか 第５章　　協同組合における新しい組織運営と事業活動 　　　　　～ステークホルダーの参加・参画を基軸として～ 　　　　　組合員民主主義論、ガバナンス論とこれからの課題／ 　　　　　事例紹介～単位協同組合における参加型事業と組織運営　ほか 第６章　　協同のネットワーク・社会連帯 　　　　　なぜ協同のネットワーク・社会連帯か／事例・議論を振り返る／ 　　　　　アソシエーションとしての実践から論点を抽出する　ほか 第７章　　協同組合の教育力 　　　　　～協同の主体化にむけた協同組合教育の可能性～ 　　　　　協同組合と教育―伝統的な協同組合教育理解とICA教育原則／ 　　　　　協同組合と公教育―教育・研究機関における協同組合教育　ほか 第８章　　わが国協同組合法制度の総括と今後のあり方 　　　　　協同組合法制のあり方をめぐる動向／協同組合の法制度的特質／ 　　　　　日本協同組合法制の展開とそのあり方　ほか あとがき