内容
●序章では、白血病の患者の事例を取り上げ、本書で学ぶことが具体的にイメージできるようになっています。
●治療については新たな知見を取り入れ、分類・診断基準も最新のものに更新しました。
●疾患を説明する図の多くを刷新し、よりわかりやすくなりました。
●看護については、最新の治療の動向をふまえ、化学療法の外来看護とセルフケア指導についての説明、造血幹細胞移植のドナーの看護など充実した内容となっています。終末期の看護についても記述を追加しています。
●第5章「患者の看護」では、A節「疾患をもつ患者の経過と看護」を新設しました。1人の白血病患者の事例について、急性期・寛解導入期・寛解期・再発期を連続的に示し、健康レベルの変化に応じた看護の移行とつながりがみえるようにしました。
●巻末付録として「造血器腫瘍に対する治療でよく用いられる抗がん薬」を収載しています。