エトノスとトポスで読むアメリカ文学
伊藤 章 著
内容
目次
序 エトノスとトポスで読むアメリカ文学 第1部 アジア系作家を読む-日系・中国系・フィリピン系・韓国系・インド系(ブロサンの『心のなかのアメリカ』とオカダの『ノー・ノー・ボーイ』、チンの「鶏小屋のチャイナマン」にみるアイデンティティの探求 ジョイ・コガワの『おばさん』(その一)-記憶を歴史にするために ジョイ・コガワの『おばさん』(その二)-海と森と大平原と、あるいは『おばさん』にみる原型的想像力 チャンネ・リーの『ネイティヴ・スピーカー』(その一)-『ネイティヴ・スピーカー』における英語イデオロギー 路上には魔力が潜んでいる-シンシア・カドハタの『浮世』 みんな移動している、すべてが動いている-バーラティ・ムーカジの『ジャスミン』) 第2部 トポスから読むアメリカ-ハワイ・カリフォルニア・ロサンゼルス・ニューヨーク(ハワイ・ローカル文学と植民地時代の記憶-マリー・ハラとロイス・アン・ヤマナカ、メイヴィス・ハラの短編を読む カリフォルニアをホームとすること-ブロサンの『心のなかのアメリカ』とウォンの『ホームベース』 ウェストの『いなごの日』とファンテの『塵に訊け』にみるロサンゼルス-夢の墓場、砂漠の悲しい花 トム・ウルフの『虚栄の篝火』-一九八〇年代のニューヨーク都市小説 チャンネ・リーの『ネイティヴ・スピーカー』(その二)-ジョン・クワンの栄光と挫折)
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