室町時代末期の音韻と表記
岡田 薫 著
著者紹介
内容
目次
第1章 特殊音素の音韻と仮名表記研究の意義(本研究の目的 本研究にかかわる先行研究) 第2章 キリシタン資料における特殊音素の仮名表記(キリシタン資料の有効性 『貴理師端往来』(一五六八年以前成立)における特殊音素の仮名表記 前期版(一五九一年頃)及び中谷本(書写年不明)『どちりいなきりしたん』における特殊音素の仮名表記 後期版(一六〇〇年頃)『どちりいなきりしたん』における特殊音素の仮名表記 『おらしよの翻訳』(一六〇〇年)における特殊音素の仮名表記) 第3章 消息における特殊音素の仮名表記(消息における資料としての有効性 豊臣秀吉の消息における特殊音素の仮名表記 伊達政宗の消息における特殊音素の仮名表記) 第4章 軍記物語における特殊音素の仮名表記(『大かうさまくんきのうち』の資料としての有効性 『大かうさまくんきのうち』における"つ"の表記 『大かうさまくんきのうち』における撥音の表記 『大かうさまくんきのうち』における濁点の表記) 第5章 室町時代末期の音韻と表記(室町時代末期の促音 室町時代末期の撥音)
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