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実践的和声学習の手引
P.I.チャイコフスキー
著
山本 明尚
翻訳
森垣 桂一
他
発行年月 |
2022年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
190p |
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大きさ |
27cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784276103054 |
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商品コード |
1035113724 |
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NDC分類 |
761.5 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2022年11月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035113724 |
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著者紹介
P.I.チャイコフスキー(著者):帝政ロシアの作曲家、教育者、指揮者。1866年にペテルブルク音楽院を卒業し、同年から1878年までモスクワ音楽院で教職に就く。彼の音楽は、時の皇帝アレクサンドル3世からも称賛を得た。1891年のカーネギー・ホールこけら落とし公演に招待され、ブラームス、サン=サーンスとともに「存命の偉大な作曲家」として評価されるなど、名声はロシア国内に留まらなかった。露暦1893年10月25日(西暦11月6日)、コレラにより急死。
山本 明尚(翻訳):1991年、東京生まれ。専門領域は19世紀後半~20世紀初頭のロシア芸術音楽。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞受賞。同大学院音楽研究科修士課程修了、大学院アカンサス賞受賞。2016年モスクワ音楽院ロシア音楽史学科研究実習修了。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程およびロシア国立芸術学研究所音楽史専攻在籍。
森垣 桂一(他):東京藝術大学作曲科卒業。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、尾高惇忠各氏に師事。1975年よりパリ国立高等音楽院にて、和声法をアンリ・シャラン、ジャン・クロード・レノー、対位法をジャン・クロード・アンリー各氏に師事。1998年サンクトペテルブルク音楽院オペラ・シンフォニー指揮科卒業。国立音楽大学及び大学院教授、東京学芸大学特任教授、東京藝術大学、桐朋学園大学、東京音楽大学各講師を歴任。
内容
1866年にモスクワ音楽院が開校されて以降、「基礎理論(楽典)」「和声法」「管弦楽法(自由作曲)」の授業を受け持ち、12年間にわたって音楽理論の教授として教鞭をとったチャイコフスキー。原書はこの間、学生たちに授業するために著されたもので、ロシア最初の和声の教科書である。在職中の12年間は、交響曲、《白鳥の湖》等のバレエ、オペラ、幻想序曲《ロメオとジュリエット》等の管弦楽曲、『ピアノ協奏曲第1番』『ロココ風の主題による変奏曲』など、幅広いジャンルの作品を数多く作曲した時期とも重なっており、彼の作品の魅力を創り出している音楽技術の一部分を、この一冊から読み取ることができるだろう。
また、和声の習得を目指す教科書としての利用も効果的である一方で、チャイコフスキーや同年代の作曲家たちが和声の各要素についてどのように学び、考え、作曲し、そして後進の指導にあたっていたのかをうかがうことができる歴史的・資料的価値も含む貴重な一冊である。