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教養としてのインターネット論~世界の最先端を知る「10の論点」~

谷脇 康彦  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 261p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/情報学一般・その他
ISBN 9784296001644
商品コード 1036822564
NDC分類 007.3
基本件名 情報と社会
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年10月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2023/11/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036822564

著者紹介

谷脇 康彦(著者):インターネットイニシアティブ(IIJ) 取締役副社長 愛媛県出身。1984年郵政省(現総務省)入省。内閣審議官・内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)副センター長、総務省情報通信国際戦略局長、政策統括官(情報セキュリティ担当)、総合通信基盤局長、総務審議官などを経て2021年総務省退官。2022年より現職。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)特別招聘教授。デジタル政策フォーラム(DPFJ)顧問。著書に『サイバーセキュリティ』(2018年、岩波新書)、『ミッシングリンク』(2012年、東洋経済新報社)、『インターネットは誰のものか』(2007年、日経BP)など。

内容

私たちが空気のように利用しているインターネットは社会インフラとなり、政治、経済、外交、安全保障など多くの分野で存在感を増している。

しかし、その深いところで何が起きているのか、はあまり知られていない。

広がるインターネットの闇や様々な狙いが渦巻く最前線で起こる論点と競争・対立を理解しよう。

どうしたら、インターネットの恩恵は未来でも得られるのか、が見えてくる一冊。

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「Web3」「生成AI」など、最新技術が話題になる一方で、インターネットの世界に何が起きているのかをきちんと把握している人はどのくらいいるのでしょうか?

「グローバルなインターネットの時代は終わった」2022年秋、米シンクタンクが公開した報告書は衝撃の一言で始まっていました。

元来、インターネットは民間の人たちが構築し相互につながり合うことで機能しています。そしてその自由さ、柔軟さ=グローバルさこそがネット特有のしなやかな発展を実現してきたのです。

最大の特徴に「終わり」が告げられた今、どのような競争や対立が起きているのかを知り、これからのインターネットを考えてみませんか。

長年にわたり政策の立場から国や企業のルールをつくる側、そして使う側としてインターネットの発展を見つめてきた著者がその最前線を解説します。

いま、世界の最前線で議論されている10のこと
論点1. 「有形資産」と「無形資産」
論点2. 「モノ中心主義」と「サービス中心主義」
論点3. 「新自由主義」と「修正資本主義」
論点4. 「事前規制」と「事後規制」
論点5. 「ハードロー」と「ソフトロー」
論点6. 「差別」と「区別」
論点7. 「国内ルール」と「国際ルール」
論点8. 「自由主義国家」と「権威主義国家」
論点9. 「マルチステークホルダー主義」と「マルチラテラル主義」
論点10. 「セキュリティ」と「利便性」と「プライバシー」

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